中身が分からない福袋から分かる福袋へ

私が福袋と言って今でも思い出すのは、バブル期イケイケだったころの福袋です。
お正月の初売りを待ちかねていろんなお店の福袋を買いに行ったもので、最近懐かしく思い出します。
何万円もの物は買えなかったけれど、OLにとって化粧品の福袋は大きな楽しみでした。
メーカーごとにいくつかの価格帯で福袋が作られ、中にはいくら以上かの普通の商品を購入するともらえるというものもありました。
まずはメーカーで悩み、それからメイクアップ関連かスキンケア、ヘアケアの福袋にするか大いに悩んだものです。
私が購入したのはたいてい3~5千円くらいの福袋でしたが、中身は商品価格にして倍から2.5倍くらい入り、加えてサンプルや非売品のグッズなども入っていました。
一度は喜劇というか悲劇というかこんなことがありました。
私のお勧めのショップで知り合いも福袋を購入したのですが、初めて買うということでとても悩んだそうです。
普通に商品を買っておまけでもらうか、きちんと福袋として売られている物を買うかと考え、結局3千円くらいの福袋を買いました。
その時にもいろんな袋を持ち上げて重さを比べたりして真剣に選んで決めたそうですが、帰宅して袋を開けてみると、がっかり。
メインの商品がクレンジングクリームとマッサージクリームという、若い世代はあまり使わないものだったのです。
知人はお母さんにプレゼントし、大変喜ばれたそうですが、相当ショックでしばらくは福袋は買えなかったそうです。
あの当時は、価格は同じでも中身が全部違っていて、知人のように好みではない場合もありましたが、くじ引きのようでワクワクしたものです。
あるファーストフード店の福袋もなかなか良くて人気でした。
まず販売価格相当の商品がすでに入っていて、更に同じくらいの金額のクーポンもついていました。
ポイントがたまらずにもらえなかったグッズなども入っていたりして、かなりお得な福袋でした。
このようにバブル期に福袋はお得感とワクワク感が盛り上がる夢のような袋でした。
でも最近の福袋は、中身が見える安心感と引き換えに、何が入っているかというお楽しみ感が薄れてきたのは寂しいです。
それでも普段は我慢している商品などがお得に詰め合わせになっていたりするので、やっぱり福袋2018は購入したくなります。